SciValのセクター共同研究指標は、学術機関所属の著者と非学術セクターに所属する著者との共同研究の度合いを示します。そのエンティティの出版物が、学術、企業、医療、政府の各セクター、またはその他のセクターとの間でどの程度共著されているかを示しています。
SciValでは、以下の4つのセクター共同研究指標を使用できます。
- Academic–Corporate Collaboration(学術機関と企業の共同研究)
- Academic – Medical Collaboration(学術機関と医療機関の共同研究)
- Academic – Government Collaboration(学術機関と政府機関の共同研究)
- Academic – Other Collaboration(学術機関とその他の機関の共同研究)
これらの指標は出版物レベルを見て、次のような出版物を考慮します。
- 複数の著者によるもの
- 学術機関として分類された任意の機関に所属する著者が少なくとも1人いるもの
- 企業、医療、政府、またはその他として分類された任意の機関に所属する著者が少なくとも1人いるもの。
このセクターの割り当ては、SciVal内の機関に割り当てられたセクターに基づいて行われます。
学術機関のみの共同研究:学術機関のみの共同研究の指標は、非学術セクターの共著者がいない場合の、学術所属のある著者間の共同研究の度合いを示します。
セクター共同研究は、
- 共同研究の指標
- [合計値]オプションが選択された場合は、[パワー指標]ですが、[パーセンテージ]オプションが選択された場合は表示されません。
セクター共同研究指標は、調査の[セクター共同研究]ページの研究者、機関、国、および比較の[ベンチマーク(すべての指標)]のすべてのエンティティタイプで利用できます。
- データセット内における学術セクターと非学術セクター間の共同研究の度合いを調査する場合
- 大規模と小規模の研究チーム、または大規模と小規模のセンターオブエクセレンスなど、規模は異なるが分野が関連しているエンティティの分野横断的共同研究をベンチマーキングする場合:
- 異なる規模のエンティティを比較するときは、この変数を正規化するために、「Percentage(パーセンテージ)」オプションを選択することを推奨します。
- 文献数のセットの基盤となる可能性のある学術セクターと他のセクター(産業セクターなど)間の広範な共同研究の実績を示す場合
- 新たな戦略の初期段階や、キャリアの浅い研究者のために、共同研究活動を早期に調査する(この指標の基礎となる所属情報は、被引用データのように信頼できるレベルまで蓄積する時間を必要としないため)
- 出版活動を操作では得られにくい方法で見る場合
- 異なる分野のエンティティ間のセクター共同研究の度合いをベンチマークする場合:
- セクター外で共同研究する機会や意欲は、計量経済学と創薬間、または科学哲学と毒物学間では異なることがあります。
- これらの違いを考慮せずに、異なる分野のエンティティを比較するためにこの指標を使用することは推奨されません。
- 機関や国など、さまざまな分野が混在するエンティティを比較するときは、分野分類フィルターを適用して、すべてのエンティティに共通する1つの分野に焦点を当てることを推奨します。
- エンティティの規模が小さく、Scopusの対象範囲内での実績にギャップがある可能性があります。
- サイズの小さなデータセットでは出版物が1つ欠落していると、見かけ上のセクター間パートナーシップに大きな悪影響を与える可能性がありますが、サイズの大きなデータセットでは1つまたは少数の出版物の欠落は許容可能な場合があります。
- これに対処する唯一の方法は、若手研究者のようなサイズの小さなデータセットを見る際に特に注意を払うか、あるいはSector Collaboration(セクター共同研究)の使用を、データベースのカバレッジにおける潜在的なギャップが表示されるすべてのエンティティに同様の影響を与え、比較を無効にしない可能性が高い、サイズの大きなデータセットの比較に限定することです。
- 歴史学など産業の関心の外に焦点を当てている分野における活動を調査する場合:
- このような状況では、この指標を使用することは推奨されていません。
- セクター共同研究のインパクトは、非学術セクターとの共同研究を持つ出版物と持たない出版物について、出版物あたりの被引用数を算出し、被引用インパクトに関してこれらのセクター間の共同研究がどの程度有用であるかを示す指標です
- その他すべての「Power Metrics(パワー指標)」のセット。これの値は、エンティティが大きくなるにつれて増加する傾向にあります。Scholarly Output(文献数)、Subject Area Count(分野分類数)、Scopus Source Title Count(Scopus収録誌数)、 Citation Count(被引用数)、Cited Publications (“Total value”)(被引用出版物(「合計値」))、Number of Citing Countries(引用国数)、Geographical Collaboration (“Total value”)(地理的な共同研究(「合計値」))、Outputs in Top Citation Percentiles (“Total value”)(上位被引用パーセンタイルにおける成果(「合計値」))、 Publications in Top Journal Percentiles (“Total value”)(上位ジャーナルパーセンタイルにおける出版物(「合計値」))、h-indices(h-インデックス)がパワー指標です。
- それ以外のすべての「time-independent metrics(時間経過に依存しない指標)」のセット。これは、出版直後に有用で、信頼性の高い情報を提供し、有用なデータが蓄積されるまでの時間の経過に依存しません。Scholarly Output(文献数)、Subject Area Count(分野分類数)、 Scopus Source Title Count(Scopus収録誌数)、 Geographical Collaboration(地理的な共同研究)、Publications in Top Journal Percentiles(上位ジャーナルパーセンタイルにおける出版物)が時間経過に依存しない指標です。
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